令和元年5月1日−−−。仙台に帰ってきました!
この日は夕方に仙台入りし、大学サークル仲間と飲み明かしました。
翌日からが本題です。
今年のGWは、5月2日~3日はサークル仲間と南三陸ツアー、5日は一人で岩手北部の乗り鉄、といった旅行をこなしました。
今回の記事では、2日の旅の模様を書き記します。
5月2日
朝、今回の旅の主催者の車に乗り込み、仙台を出発。道中で同行者(車)と合流しつつ三陸道を北上し気仙沼に向かいました。
の途切れてるところで大渋滞にならないはずがありません。
完全に失念しており、ものの見事に渋滞にハマってしまいました。
なんとか通り抜け、予定よりそこそこ遅れて気仙沼市に入りました。
この日の目的は、気仙沼市にこのほど新たに架かった「気仙沼大島大橋(愛称:鶴亀大橋)」を渡ることです。
気仙沼大島大橋、架橋されてました pic.twitter.com/lA93Iv3Vtq
— 蔵王の御釜 (@Kamashuki) 2017年7月2日
気仙沼市内と離島の“大島”とを渡す橋になります。
大学の研究室やサークルの関係で架橋終盤から見守ってきましたが、先月17日、無事に開通しました。
では早速渡ります。
あっという間に大島上陸。
橋の開通効果でしょうか。観光客とみられる自動車の多いこと*1。
臨時駐車場と、展望台のある亀山山頂までのシャトルバスも用意されていました。
そのバスで展望台へ…
大島の最高峰「亀山」からは、島を中心に360°見渡せます。この日は天候にも恵まれ、素晴らしい眺めを堪能できました。風が物凄く強かったけど
余談ですが気仙沼にはもう一つ、橋を架けるプロジェクトが進行中です。本ブログでおなじみ三陸自動車道が気仙沼湾を渡るルートとなっており、斜張橋で一跨ぎにすべく現在建設中です。
こちら大島大橋と一緒に眺めることが出来ます。
下山後は一通り島をドライブしてから、再び大島大橋を渡り本土へと戻りました。
一部の同行者と別れたのち、さらに北までドライブ。結局この日は大船渡のホテルで1泊しました。
翌日へ進む前に、橋の開通について少々。
気仙沼大島大橋は、島民の方々にとって長年の悲願であったとのことです。
かつてはカーフェリーでの渡航であり、ダイヤ上、あるいは天候による欠航といった制約がありました。また、東日本大震災ではフェリーも被災し、島民が孤立する事態となりました。
橋は東日本大震災クラスの津波を想定した高さに造られており、命の道としての役割は果たし続けることができるでしょう。もちろん島民の方々の日常の利便向上も期待できます*2。
また我々観光客にとっては、大島への観光の便を圧倒的に高めるものとなりました。
フェリー時代は、何より渡れる車の台数が限られていました。車両航送の予約が取れないこともしばしば。しかし橋の開通によりこの状況は一変、自由に車で大島を訪れ*3、より気軽に観光できるようになりました。それゆえ、開通直後や、今日を含むこの連休では多くの車が押し寄せ、渋滞も発生しました*4。
観光振興と受け入れ態勢をどうにか両立できればと、勝手ながら思います。
しかし、いずれにしても今回の架橋は歓迎をもって迎えられているようにも見えました。大島大橋が、今後の大島の発展に寄与することを願ってやみません。
長くなりましたが考察は以上です。それでは、翌日へ続く… (近日[いつ?]更新予定)