蔵王山麓ゆるく往く

旅行やメカを中心に、私の気に入ったモノや事のべた褒めレビューを書き殴ります。

もうすぐ開通! 国道400号 下塩原バイパス ちょこっと視察記

 

来たる3月26日14時、国道400号「下塩原バイパス」が開通します。

 

このバイパスは、ご覧の地図のとおり、塩原温泉に至るメインルートの改良で、狭トンネルや急曲線が解消されます。

下塩原バイパス 開通区間

こんど開通する区間。2橋と1トンネル(地理院地図 電子国土web(2022/3/21閲覧)より筆者加筆)
左方が塩原温泉街方面、右下方が西那須野市街方面。線形は概略。

今日はもう、開通まで1週間を切ったところ。少なくとも見た目はもう完成形のはずなので、偵察に行ってまいりました。

 

 

 

 

撮影地点一覧地図

撮影地点一覧。
以下、特記無き写真は2022/3/21撮影、運転席視点のものは車載カメラによる。

 

西那須野市街側(山麓側)起点の がま石トンネル 出口付近。

がま石トンネル 留春大橋 開通前
がま石トンネル 留春大橋 開通前
がま石トンネル を塩原方面に走行し、出口から 留春大橋 方を望む。今で言う“現道”(旅館「湯守田中屋」方面の道)に入るための右折レーンも整備されていますね。
上の地図で、撮影箇所(1)

がま石トンネルは以前から開通済。その坑口から直線的にバイパスが伸びる形状です。

下塩原バイパス 留春大橋 潜竜峡トンネル 開通前

「留春大橋」と、その先「潜竜峡トンネル」の姿を、目隠し布の間から拝める。
下の地図で、撮影箇所(1)

 

そして、こちらは現道ですが、

国道400号 旧道

下の地図で、撮影箇所(2)

こんな狭小トンネルや、

国道400号 旧道
国道400号 旧道
左から、下の地図で 撮影箇所(3)、(4)

こんな急曲線がバイパスされます。

 

 

続けて塩原温泉側起点の、カフェ「しおばら千二百年物語」付近。

国道400号 下塩原バイパス しおばら千二百年物語
国道400号 下塩原バイパス しおばら千二百年物語
塩原温泉側のバイパス合流部を、塩原方面に走行。こちら(現道)側が一時停止となる丁字路に改築済。いわゆる“青看”は支柱だけ(左写真)、一時停止標識・標示は設置済で目隠し(右写真)、といった整備具合。 撮影箇所(5)

ここでは、コーヒーを頂きながら散策もしてみました。

 

国道400号 下塩原バイパス 夕の原橋 レガシィ
国道400号 下塩原バイパス 夕の原橋
うちの子と橋とトンネルのスリーショット。と、道路だけのお写真。

 

 

国道400号 下塩原バイパス しおばら千二百年物語 交差点

しおばら千二百年物語 を背に撮った写真で、レーンマーク(要は路面の線とか)を解説。
バイパス開通後の完成形は青矢印で指したライン。黒いシールで目隠しされている状態で、バイパス開通直前にこれを剥がすと、本設の白線や黄線が姿を現す。
いま見えてる赤矢印のレーンマークは仮のもので、これもシールであり開通直前に剥がす。

といった感じでございました。

 

ところで、水出しコーヒーは香ばしさと苦味が爽やかな味わいでした。酸味は少なめ。

 

 

 

塩原温泉によく行くようになってから、このバイパスの工事はいつも目にしていて、私も開通を待ちわびていました。

 

今度の土曜日の盛大な開通式も楽しみではあるのですが、それの突撃は名鉄杯高松宮記念の観戦に行くのであいにく都合が悪く叶わない見込みです…。

皆様におかれましては、開通(26日14時予定です!)に合わせて、真新しい道路を通って塩原温泉へ行く、なんでご旅行はいかがでしょうか?
開通報道に八弥ちゃん勢・痛車勢が映るのも見てみたいなぁ、などと

 

最後になりますが、このバイパスが塩原温泉のさらなる発展に寄与し、建設に携わった皆様の御苦労が報われることを願ってやみません。

 

ちなみに、地元で話を聞いただけなのですが、しおばら千二百年物語から福渡の交差点までの区間も、バイパスを最初は作る計画だったらしいです。結局「まあいいか」ってなったとかならなかったとか…。
見る人が見れば、もう「あからさまに繋げる気まんまん」な感じに見えるので、地図か何かで妄想ふくらませてみてください(他人任せ)

 

 

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【以下余談】

個人的な話ですが、本職の都合で3月いっぱいをもって那須塩原市を離れることになりました。よって、下塩原バイパスの通り初めも、もしかしたらスグには出来ないかもしれません。。。

那須・塩原の地で筆を執るのはこの記事で最後です。
本ブログ開設以降、実質2回目の住居移転ですね。蔵王山の麓からはもっと離れます。