蔵王山麓ゆるく往く

旅行やメカを中心に、私の気に入ったモノや事のべた褒めレビューを書き殴ります。

舞台けものフレンズ Re: JAPARI STAGE みてきました！

作品レビュー

4年越しの！ 『けものフレンズ』舞台！！！

 

前回上演は、2019年上演の舞台第3作*1。
(4年前の観覧記がこちら↓になります。ほぼ全編の考察＆ネタバレ有り。)

zaoukama.hatenablog.jp

 

今回はその再演となる、
『舞台「けものフレンズ」 おおきなみみとちいさなきせき Re: JAPARI STAGE!』です。

オリジナルの『JAPARI STAGE!』は私にとって極めて好きなパターンのストーリーで、とても感動しながら観覧していました。

それをもう1回、眼の前で！生で……！ 当然ながら観に行くこととしました。

 

事前の情報では、あらすじは前回のままでありながら、新キャストを交えてのリニューアル上演とのことでした。

4年も経てばキャストの顔ぶれも一新なのかな、と思えば続投されている方々も。
特に、ケツァール役を森田涼花さんが引き続き演じられるのが楽しみなのと、オカピちゃんとクロやん(クロヒョウちゃん)が卒業かと思いきや “タヌキ役 加藤里保菜” という安心感(?)*2があったりと。

 

4年前が初演なので、大筋や結末こそ知ってますが細かいところは割と忘れてます。DVDも持ってはいますが最近は見返しておらず……
どんな風に変わるのだろうと期待しつつも、せっかくなので前回の復習はあえて行わず、初見に近い感覚で本日昼の公演を観覧してきました。

 

※この先は、今回公演(10月21日昼の部)のネタバレを含みます。せっかくなので、当日券販売もある模様なので足を運んでいただくか、又はニコ生で千秋楽公演の中継があるので是非ご覧ください。(10/22訂正、ニコ生の金曜公演は千秋楽ではありません。)

 

舞台けものフレンズ Re JAPARI STAGE 10月21日昼の部

会場はおなじみ「品川プリンスホテル クラブeX」

 

シナリオの大筋や結末は、もちろん初演そのままでした*3。
2019年の観覧でたいへん感動したストーリーをもう一度、劇場で生で観られた……！　そうした感動が大きかったです。

 

しかしながら「ここたぶん前回とは変わってるな」と色々気づいたりもして、新たに楽しんだ箇所も多々ありました。

まず、クロやんに変わって仲間に加わったブラックジャガーちゃん。略して・・・。
「クロヒョウ姐さんをリスペクト(大意)」しているとの役回りでしたが、うん、正統後継者ですね（笑）。

随所のコメディパートも、かなりパワーアップしていました。
前回上演イチバンのどったんばったん(?)ポイントたる、ブタちゃんの「ブタ」呼びからの客席煽りが特に増し増しでした。え、オイナリサマ……！？*4

 

ところで、今回は座席の関係で、舞台上の前回は見えなかった箇所が見えたりもしました。
それは “さっちゃんのノート” なのですが、しっかりと “ケツァールの衣装” が描き込まれてました。他のコス衣装(あるいはフレンズ)も実際に描かれていたりするのでしょうか。

 

閑話休題。
一方で変わりないところといえば、加藤さん演じるタヌキちゃん。こちらは最早ハマり役と言えるでしょう。ああ、今回もタヌキちゃんはタヌキちゃんだった。。。貫禄のあざとさ。コメディパートでメタい年齢ネタが多いぞ！

ラストのミュージックパートでも『けものとおどろう』は健在。
舞台版といえばこの曲！ 今回も唄っていただき、イントロでもう鳥肌もの。やはり舞台にはこの曲がないと……。一緒に「ジャンプ！ジャンプ！」したいところでしたが、今回は公式グッズのフラッグを振って楽しみました。

最後の最後エンディングはもちろん『ようこそジャパリパークへ』。ジャパリパークのテーマ曲。自分は本当にジャパリパークに遊びに来ていた……？

 

そうして今回の再演版も無事に大団円を迎えました。

しかも今回は、カーテンコールが撮影可能というデカすぎるおまけ付き！*5

カーテンコールでの演者挨拶は夢女ハブ役の相澤瑠香さんでした。

舞台けものフレンズ　10月21日昼の部　カーテンコール

今回の座席は、こちらのベンチ席。劇場最外周の固定座席で、背もたれも頭位置まである。
大きくはない劇場なのでステージからそう遠くなく、座席位置も一段高いこともあり*6、床の後席よりはむしろ良席だったとも思えた。

 

 

待ち望んだ4年分を一気に浴びたかのような、私の観覧は幕を下ろしました。
やはり舞台の現地観覧は、作品世界にぐっと引き込まれるような、素晴らしい体験ですね。

もちろん、来週の千秋楽公演のニコ生も観て、感動を再び味わいたいところです。そして手持ちの初演DVDと見比べたりもしてみましょうか。今日気づけなかった、あるいは忘れていた発見もあることでしょう。

 

今作の公演が成功を収め、来年は完全新作が観れたりしないかと、期待が止まりません。

 

*1:ネルケプランニング主催の舞台シリーズ（以下｢ネルケ版｣と呼ぶ）。

*2:サーベルタイガー役の野口真緒さんとの2人だけが、ネルケ版皆勤にして今回も続投。特に加藤さんはアニメ2期やゲーム(けもフレ3)でも声の出演をされていたりと、タヌキちゃんといえば加藤さんのイメージしかないですね。

*3:舞台第1作でも再演がありましたし、それと同様の感覚かと思います。

*4:今回のブタちゃん役 佐藤遥さん、ネルケ版第2作のオイナリサマ役でした。

*5:スマホ画面越しに観るのも勿体無くはありますが。。。

*6:おかげで“さっちゃんのノート”まで覗き込めた。