webカメラが完全に売り切れてるのにオンライン飲み会をやりたかった話し
何故とは言いませんが、web会議が一気に普及しましたね。
それから、オンライン飲み会が大ブームですね。
この社会の流れに乗っかって、私も昨日から、Skype飲み会に参戦することにしました。
もくじ
機材が無い… (2020/4/25現在の状況)
まずは酒とつまみの買い出し。これは実際食料品の買い出しなので不要不急の外出にはあたりません。
この外出のついでに家電量販店へ行きましょう。webカメラもマイクも持っていないので、用意しないといけません*1。
が、マイク/ヘッドセット/webカメラの陳列棚はものの見事にスッカラカン…
みんな一斉にweb会議やらテレワークやら始めたんですね。まあまあ田舎ですが一気にIT革命の波が押し寄せてきましたね…
代用手段をセットアップしよう
仕方がないので、ちょっと値が張りましたがBluetoothヘッドセット買ってきました。
単品マイク(¥1,000ほど)のも数個ほど残ってましたが、BTヘッドセットにしとけばスマホのハンズフリー用にも流用できるな、と安易に考えて買っちゃいました。
というように、ヘッドセットの類は流通がまるで無いように見えますが、Bluetooth機器なら比較的在庫が潤沢かと思われます。
webカメラはマジで無かったのでスマホで代用することにしました。
スマホカメラの画像をPCに飛ばしてwebカメラの代用にできる「DroidCam」というソフトを使います。
※アプリ使用については自己責任でお願い致します※
配布元ページからダウンロード。スマホ(Android *2 )とパソコン(WindousかLinux)の両方にアプリをインストールする必要があります。
それぞれ基本的に、インストーラの指示通りにインストールするだけで大丈夫です。
インストール完了したらスマホ・パソコン両方でアプリを起動し、PC側で少々の設定を行い接続します。
画像は、スマホとPCをwi-fiで接続しているときのもの。USBでも接続できますが、設定が多少面倒らしいです。
なんだかんだ準備してたら、参加表明してたSkype飲み会が始まっちゃいました。
こちらも準備を整え、いざログイン! のはずでしたが…
- ヘッドセットのペアリングはできたものの、接続がすぐ途切れてしまう
ちょっともう弄ってる時間がないので、ヘッドセットの使用は諦め、マイクについてはDroidCamで代用することにしました。
それじゃ気を取り直して、と意気込むもそうそう上手くは行かず
- 自分の画像が映らん
Skypeのアプリからはマイクだけは認識されるもののカメラを認識してもらえず、映像は拾えませんでした。
Windows10の「ストアアプリ版(Microsoft storeで配信されてる版?)」だからか?*3って気もしましたが、今から慌てて「デスクトップ版(昔ながらのやつ?)」を入れる気にもならず…
仕方がないので、とりあえず音だけで、楽しい楽しいSkype飲み会に参加しました。
飲もう!
18時過ぎに始まったオンライン宴は、日付変わって2時過ぎまで続きました。
今晩も飲む〜 pic.twitter.com/XGyetJPNx6
— 蔵王の御釜 (@Kamashuki) 2020年4月25日
第二弾 pic.twitter.com/JqRUhpzAU5
— 蔵王の御釜 (@Kamashuki) 2020年4月25日
飲み屋の時間も終電の時間も気にせず、無限にやってられますねコレ。実に優れたシステムじゃないですか。あと、そもそも今回のメンツって北は仙台 南は九州っていう、現実ではそうそう集まれない条件ですよ。昨今の情勢関係なしに日常的に参加する価値有り有りの有りじゃん…!
帰りの電車で寝過ごす心配も、そのへんの路上で夜を明かす心配もなく、Skype飲み会終了後は数秒で床につきました。
セットアップをやり直そう
で翌朝、特段二日酔いとかもなかったので、早速トラブルシューティングに入りましょう。
まず「ヘッドセットの接続がすぐ途切れる」問題これは原因に心当たりがあって、
マザーボード付属のwi-fiアンテナを付けてみました。無線を使う気が無かったので、取り付けを省略してたのです。
そしたらあっさり繋がりました。受話・発話も良好です。
お次は「自分の画像が映らん」問題。
こちら、「デスクトップ版」ではカメラも問題なく認識されました。
まとめ
というわけで、マイクやwebカメラが手に入らないけどパソコンでオンライン飲み会をやりたい!ときの方法をまとめますと ※あくまで筆者の環境での場合です
- Bluetoothのヘッドセットなら今のところ(2020/4/25現在)手に入りやすい
- Androidスマホがあれば「DroidCam」などのアプリで、スマホカメラ・マイクをwebカメラ・マイクとして使える。
- DroidCamの接続方法にはwi-fiとUSBの2種類がある。wi-fi接続のほうが設定は簡単。
USBのほうは接続が安定するらしいが、設定が面倒。あと実際wi-fiでも接続は安定してた。 - DroidCamとSkypeの場合、Skypeはストアアプリの物でなくデスクトップ版をダウンロードして使用すると、うまく動作する可能性がある。
あれ、DroidCamだけあれば音拾えるから、そもそもヘッドセット買う必要あったか…?
それに結局スマホは塞がってしまう…
今回は、酒写真投稿時と、一回音声着信があったときは、素早くSkypeのマイクをミュートにして対応しました。DroidCamはバックグラウンドで動作継続してくれて、再接続の手間はありませんでした。(カメラ周りの動作について追記あり:記事下部を御覧ください。)
なんだか頭の悪いお買い物になった気がしますが、Skype飲み会自体は楽しかったので全部ヨシ!としましょう。
こうして環境は整ったわけですし、此度の事態それはそれとして、Skype飲み会は誰とでも・何度でもやりたいものです。
(おまけつぶやき)
家電屋でPC売り場も見てきましたが、そういえば最近のノートにはほぼ漏れなくwebカメラついてますね。いいな~
ってか、ご自宅のPCに内蔵されてるの知らずにwebカメラ・マイク買ってる人も絶対いるでしょ…
(おまけ その2: 2020/5/5追記)
BTヘッドセットの電池持ちですが、フル充電から連続通話5時間半程度で電池切れ警告が鳴動、6時間ちょっとでシャットダウンといった感じでした。
本GWのSkype飲みは毎回7時間を超えてたので、ちょっと足りてなかったです…
また、試しに「DroidCamの画像転送を掛けながら“スマホのカメラで静止画撮影”を割り込む」のを試してみたところ、DroidCamが停止しアプリの開き直しが必要になりました。やはりスマホ単体で“webカメラ代用”と“酒画像ツイート”の両立は難しいかな。