宮城県は石巻市周辺を中心に売られている謎アイスのご紹介、まさかの第2弾です。
おなじみ 道の駅 上品の郷 などで売られる「風月堂」の変わり種アイスたち。
今回は中身の写真も激写してあったので御覧ください。
三陸うにアイス
「うに」が入ったアイス。うに です。


アイスミックスは濃厚めで、感覚としては「うにクリーム」系の料理のアイス版といったところでしょうか。うにの塩味と旨味がほのかに効き、そのミルキーなアイスの甘みを引き立てていました。
そして、アイスの上に添えられているのは「うに」。うにです。うにっぽい形した甘いお菓子とか、あるいはうに風味の何かの具材ではなく本物の「うに」でした。
コレ、単独で食べると「うに」そのものでした…(それはそう)。
アイスと一緒に食べるか単体で行くかはお好みで。
ところで今回は、ほやアイスと同時に買って食べ比べを敢行していました。
「ほやアイスは爽やか」と以前の記事で書いてはいましたが、うにと食べ比べるとそれは際立っていました。
そもそも「ほや」自体の味わいとしては、私流にざっくり例えるならば「海水に複雑かつ強力な旨味を溶かし込んだもの」といった感じです。澄み渡る海の味 がベースなのです*1。だから、爽やかな味わいがマッチするのでしょう。
なお、アイスミックスがどんな感じに「爽やか」かというと、こちらのミックスにはリキュールが入っているので、それが効いた清涼感でしょうか。あと、三陸うにアイスと比べて乳脂肪分は表示上わずかに少なめです。
一方の三陸うにアイスは先述の通り、濃厚め、乳脂肪分が ほや のそれより若干多めのミックス。
うに であれば食べ慣れた方も多いでしょう。
トロっと濃厚な旨味はクリームとの相性もよし。そのセオリーを、このアイスもきちんと押さえています。甘くてバニラ風味の“お菓子”との相性こそ未知のものでしたが、これも意外なほどマッチしていました。
ほや と うに。ベクトルは全く違いつつどちらも強力な旨味をもつ食材。そのどちらにも、それぞれアイスミックスをきっちり合わせられていました。
フカヒレラーメンアイス
アイスミックスの中には、麺と「フカヒレ」…。
アイスの上には、マジパンでできたナルトとメンマ…。
茶色い焼きそばアイス感覚を想定して賞味しましょう。ソースよりは常識的ですが…
*1:個人の感想です。そして、極めて新鮮なものに限ります。