蔵王山麓ゆるく往く

旅行やメカを中心に、私の気に入ったモノや事のべた褒めレビューを書き殴ります。

我らが仙台、きらら作品の聖地デビュー! ー『初恋*れ~るとりっぷ』に描かれる風景 ('21/3/25 追記)

「我らが」なんて言うとりますが、私が住んでたのはこないだの春までです…。

 

まんがタイムKRコミックスより発売中の『初恋*れ~るとりっぷ』(永山ゆうのん/芳文社)。
仙台周辺の鉄道が題材のきらら作品、私的にはこれ、読むしかありません。

houbunsha.co.jp

 

さて読んでみますと、あー結構見覚えある場所出てくるなー、というワクワク感が大きかったです。これまで「自分の住んでる地域がマンガの聖地に」って経験とは程遠かったもので…

 

というわけで、作中登場場所(&車両)を自分の写真フォルダからちょっと掘り起こしてみました。

だいたい作中登場順。
適当なスナップばかりなのでアングル・画質はご容赦を。

 

もくじ

 

仙台駅

在来線ホーム発車メロディ

作中では4種類と述べられてますが、そのほか発車ベルまで含めていくと

  • アクセス線車両搭載の「Water Crown」
  • 地上在来線ホーム 回送用発車ベル*1
  • 地下仙石線ホーム 発車ベル
  • 仙台市地下鉄 発車ベル2種類

といった豊富なバリエーションになります。

『Around The World』を、地元鉄研さんのツイートを拝借して…

仙台駅東西通路(東口側出入口)

改築・拡幅、それとエスパルが建設され、2016年3月に現在の形態となりました。

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2016年3月撮影。手前の半アーチ状の屋根は改築前からのもので、のちに撤去。
仙台駅の思い出(在来線コンコース・新幹線のりかえ口への通路)

2本ある 在来線-新幹線乗り継ぎ通路 の片方に展示されています。乗り換えしなければちょっと場所わかりづらいかも…

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2020年7月撮影。在来線改札内から中央改札前まで行き、そこから右手に進む通路にある。

 

一目千本桜

大河原町の名物。所属サークルの新入生歓迎花見でよく行ってました。

作中で描かれてた線路脇エリアは撮影スポットとしても有名です。また、そこから少々歩いた河川敷は例年、「おおがわら桜まつり」として花見会場になり、多くの花見客で賑わいます。

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2014年撮影。花見には遅めの時期でしたが…

宮城の桜シーズンは4月上旬から。桜まつり(花見)会場は大河原駅より徒歩数分、桜まつり期間中は有料駐車場あり。こんどの花見シーズンには巡礼いかがでしょうか?

 

仙台市地下鉄2000系

仙台市地下鉄東西線で走る車両。鉄輪式リニアによるミニ地下鉄です。

広瀬川を渡る橋が、走行シーンを見れる事実上唯一のスポットかな。ここらの風景も、そのうち登場するのでしょうか。

東西線国際センター駅2016年2
国際センター駅付近から撮影。右写真は2015年8月の、開業前試運転の様子。

2115前面

こんな感じの構図は作中既出。なおこの編成(第15編成)だけ、運転台下の枠が金色となっている。この部分は伊達政宗公の兜の装飾をモチーフにしたとか。

東西線開業によって居住地の利便が相当良くなり、その喜びはひとしおでした。

 

八木山動物公園駅/八木山てっぺんひろば

当時の自宅最寄り駅。「八木山てっぺんひろば」とは駅の屋上広場のことで、眺めは本当に抜群です。
ここからは東北本線東北新幹線も見通すことができます*2

八木山てっぺんひろば 海側
八木山てっぺんひろば 動物公園側
仙台平野から太平洋まで見通せる。また広場からは八木山動物公園にも直結。

 

西仙台ハイランド駅 跡地

作中言及のとおり解体済。駅名となったレジャー施設「仙台ハイランド*3も数年前に閉鎖してしまいました。

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2020年7月、国道走行中に助手席から。だいたいこのあたりが駅前広場だった。
この信号を駅跡と反対方向に行く道が、仙台ハイランドへのアクセス路だった。

作並駅

電車で聖地巡礼しようとすると、それぞれ1本/hの仙台行き・山形行きが大体ここで交換するので、事実上最低1時間はまるっと時間が開いてしまいます。

作並駅

2020年7月撮影。

温泉回をもう一度。秋保電鉄か保存車に託けて、秋保温泉あたりで温泉回を…

 

川内駅(と思われる)

作中ではライバル校「星ノ座学園高校」の最寄り駅っぽい?

仙台市地下鉄東西線 川内駅
初恋*れ~るとりっぷ 作中アングル
左:川内駅全景 右:作中アングルで切り出してみた

 

東北大学鉄道研究会

星ノ座学園高校の「鉄道研究部」のモデル。学生時代には、下手すりゃ自宅よりも入り浸ってました。

東北大学鉄道研究会

ボロさの再現は言わずもがな、バス停まで描いていただけて感激していた。

所蔵の0系転換クロスシート、マジで可動です。ばたんばたんし放題です(ゆうのん先生の取材時点現在)。

 

西古川駅の保存車両

ここは母方の実家から行動圏内。今まで大して注目してませんでしたが…

西古川のSL

解説看板の「古川市」は当時の市名。

あと西古川駅も撮ってくるべきだった。

 

リゾートみのり

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2018年GWに撮影。過去記事より。

 

細倉マインパーク

ま さ か の ホ ソ キ ュ リ ア ン 遺 伝 子 受 胎 空 間

ホソキュリアン遺伝子受胎
マインパーク ホソキュリアン解説
そらちゃんの言う「ホソキュリアン遺伝子受胎空間」という謎空間。

宮城県北部の栗原市に位置し、かつて日本を代表する鉛・亜鉛鉱山だった「細倉鉱山」。その廃坑道を活用した、鉱山について学べるテーマパークです。

細倉マインパーク リニューアルオープン日

2016年7月 リニューアルオープン初日に訪問

観光坑道の前半は細倉鉱山の歴史を学べるエリア、後半は一転攻勢、冒頭の写真のような謎の空間へと引きずり込まれ… るB級ネタ観光スポットでしたが、「ホソキュリアン遺伝子受胎空間」は残念ながら、2016年のリニューアルオープンに伴い撤去されてしまいました。

現在は、近くにあった「細倉鉱山資料館」の展示品が移設され、細倉鉱山をより深く知ることのできる学習型観光地となっています。

 

一言しか出てないのにやたら書いたな…

ちなみに、作中で本当に訪れていた「くりでん」こと「くりはら田園鉄道」も、この細倉鉱山に密接に関わっていました。こちらも後日ご紹介いたします… 次節参照。

 

くりはら田園鉄道 旧・若柳駅 / KD95形ほか

訪問当時「くりでんミュージアム」は未オープンでした。こちらも行ってみねば…

くりでん 若柳駅

2015年6月撮影。

くりはら田園鉄道 くりでん KD95

KD95形気動車。かわいらしい“栗”のヘッドマークも、作中でしっかり描かれていた。

くりはら田園鉄道は、かつては栗原電鉄という社名で*4、電車で運行されていました。

栗原電鉄 M15
くりはら田園鉄道 くりでん KD10
作中で述べられたとおり、ほかの形の車両も展示されている。
左写真奥:M15形電車。電車の運行終了まで活躍した。写真の上のような架線柱も残る。
右写真奥:KD10形気動車。くりでん廃止数年前には既に出番が激減していたらしい。

また、前項の細倉鉱山の操業中は細倉鉱山駅が(貨物列車の)終点であり、鉱山の貨物輸送が栗原電鉄の収益の柱でした。閉山後に、細倉マインパークのオープンに合わせ細倉マインパーク駅が開業*5し、観光輸送が目論まれました。

 

ユアテックスタジアム仙台 ←NEW!!

仙台市地下鉄南北線 泉中央駅からすぐ近く。
Jリーグベガルタ仙台」の本拠地として有名です。

第17話扉絵と似たようなアングルで一枚。。。

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2020年7月、七北田公園にて撮影。
もうちょい左手から、いま列車の先頭がいる位置を抜くと、扉絵とほぼ同じ絵になるかな。

余談ですが、コミックス2巻によると第17話サブタイは「ななきた*とりっぷ」。
こちら「七北田」と書いて「ななきた」と読みます。泉中央駅近くにある地名なのですが、初見で読んでもらえますでしょうか…*6

 

仙台市地下鉄1000系

仙台市地下鉄南北線を走る車両。
南北線は車両をきれいに撮れるスポットがほとんどない…

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2015年7月、泉中央駅にて撮影。内外装とも古臭さを感じさせない意匠だが、実は30年選手だったりする、(キハ40を別とすれば)仙台圏最古参級車両である。

作中にも一コマ描かれていましたが、仙台市の地下鉄車両(1000系、2000系ともに)はドアの窓の上下が丸くデザインされているのが特徴です。
記事上部の2000系の写真で、辛うじて写っていますね。

 

ミヤコーバス 荒井多賀城線 ←NEW!!

うみの杜水族館前 に停車する唯一の定期路線バスです。

荒井多賀城線

2018年2月、夢メッセみやぎ前 バス停にて撮影の 荒井駅多賀城駅行き便。

宮城県内最大手の路線バス会社の一角「宮城交通グループ」。仙台市とその周辺を走る「宮城交通」と、その子会社で仙台近郊以外のローカル路線バスをほぼ独占する「ミヤコーバス」で構成されています*7

「荒井多賀城線」は、そんなミヤコーバスが運行する路線で、地下鉄東西線 荒井駅から、うみの杜水族館、アウトレットモール、フェリーターミナルを経由し、仙石線 多賀城駅へと至ります。ちなみに、仙台市地下鉄東西線の開業に合わせて設定された系統です。

現在は土休日のみの運行です。

 

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…近所の風景なんて案外撮らないもので、こうして挙げてみても作中登場場所は大して網羅できてませんでしたね。
ところでtwitterで検索してみると、地元民のみならず、県外からと思われる方々も精力的な聖地巡礼を繰り広げる姿を見受けます。その行動力に感服すると同時に、仙台を楽しまれている様子に元市民としては喜ばしい限りです。

そして何より、「仙台」の「鉄道」を題材に素敵な作品を描いてくださる永山ゆうのん先生は、今後も応援しないわけにはいきません。この先の展開にも期待です!
定義山にお参りとか、芋煮をやってくれるとか、そんなネタやってもらえるととても嬉しいです。

 

*1:仙石線ベルと別だったかは覚えていない

*2:東西線の荒井車両基地が見えるという噂も。視力に自身のある方は探してみましょう。私にはなかなか…

*3:開園当初に「西仙台ハイランド」という名だった。

*4:なお社名は何度か変わってますが詳しいことは省略します。

*5:細倉鉱山駅の一つ手前にあった細倉駅(旅客電車の終点駅だった)が200m移転し、細倉マインパーク駅となった。細倉駅~細倉鉱山駅は閉山と同時に廃止。

*6:フィギュアスケート羽生結弦選手のほうで覚えた、という方がもしかしたらいらっしゃるかな?

*7:バス以外の関連事業も多々あります。どうでもいいですが私は、宮城交通グループの自動車学校「宮交自動車学校」で免許を取得しました。